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SSJシリア危機8周年特別対談セミナー ーシリア市民の真意を考えるー

Stand with Syria Japanでは、シリア危機8年の節目に当たる特別イベントを2週連続で開催いたします。

 

【第1弾:3/16(土) 特別対談セミナー(シリア料理付き)開催のお知らせ】

SSJでは、シリア危機発生から8年の節目を迎えるに当たり、「シリアの人びとの真意」を考える特別対談を開催いたします!
ゲストにシリアに20年以上住まわれ、シリア女性の自活支援を行われている考古学者の山崎やよい氏をお呼びし、シリア市民支援に尽力するSSJ代表の山田一竹と対談形式で議論する企画になっております。さらに、当日は本場のシリア料理もお楽しみいただけます!

シリアに関する報道は減り、世界がシリアを忘れ去ろうとする今、私たちはそこに生きる人びとの真意を真摯に考える必要があるはずです。ゲストの山崎氏は、先日ヨルダンのザータリ難民キャンプとアズラク難民キャンプを訪問されたばかりです。シリアの人びとが今何を考えているのか、何を求めているのか。
3月16日(土)、シリア人の暮らしと伝統が詰まったシリア料理を囲みながらシリアの人びとの「今と未来」を共に考えませんか?

 

また、シリア女性の自活支援につながる物販もございます!

(SSJ国内パートナー「イブラ・ワ・ハイト」の手作り製品を販売いたします。)

 

皆様のご参加、心よりお待ちしております。

お申し込みはこちらから↓
https://goo.gl/forms/46SEIgZzCGdLXIwX2

 

−特別対談セミナー詳細−

 

◇日時: 2019/3/16 18:00~20:20

 

◇場所:ゼノビアカフェ 

    シリア人の暮らしと愛情が詰め込まれたシリア料理を提供いただきます。

 

アクセス:港区 麻布十番 2-11-1 松尾ビル2F

                 都営大江戸線・南北線麻布十番駅より徒歩5分

 

◇参加費:4,100円(シリアディナー付き・税込価格)

→シリア料理を中心に美味しくてヘルシーな料理をご提供いただきます!

・ディナーメニュー

ペースト3種

ファラフェル

サンブーサ(チーズ春巻き)

コッバ(ひき肉とナッツのコロッケ)

カブサ(お肉の炊き込みご飯)

サラダ

ナン(食べ放題)

*ソフトドリンク1杯付き

 

◇定員:30人(まだ余裕がございます!)

 

◇ゲスト:山崎やよい氏

考古学者。シリア女性の自活支援プロジェクト「イブラ・ワ・ハイト」発起人。1989年よりシリア第2の都市アレッポをベースに活動を続ける。テル・アバル、テル・コムロック発掘調査、テル・ハディヤ発掘調査、テル・ベイダル発掘調査、アインダーラ神殿遺跡修復事業などに参加し、シリア国立アレッポ大学考古学科講師を歴任。帰国後もシリアについて、メディアやブログで積極的な発信を続けている。

 

◇対談相手:山田一竹
東京大学大学院総合文化研究科「人間の安全保障」プログラム修士課程在籍。英国Foundation for International Educationにて武力紛争解決・分析コース修了。2015年より11のシリアイベントを主催。SSJ代表として日本世論の変革に尽力。2018年7月には、国連欧州本部で開催された知識人会合に参加し、シリアの現状や、支援の在り方について報告した。

 

◇タイムライン

 

17:45~ 受付開始

18:00~ オープニング

18:05~ SSJ活動紹介(SSJ理事 山澤宗市)

18:15~ 特別対談:シリア市民の真意を考える

    (SSJ代表 山田一竹×考古学者 山崎やよい)

19:40~ Q&A・フリートーク

20:20 クロージング


◇お申し込みはこちらから(再掲):

https://goo.gl/forms/46SEIgZzCGdLXIwX2

 

 

 

 

戦火のピアニスト エイハム・アハマド 初来日公演のご報告

【プロジェクト終了報告(簡易)】

戦火に包まれ廃墟と化したシリアの戦場で、ピアノを弾き、歌い続けたピアニスト エイハム・アハマドさんが無事に来日を果たし、シンポジウムとピアノ演奏会を開催いたしましたのでご報告いたします。なお、詳細な事後報告を現在作成中ですので、完成次第改めてお知らせ申し上げます。

エイハムさん。日本への出発前の様子。

エイハムさんの招聘企画実現に向けて、様々な形でご支援をいただいた皆様、SSJ一同心からの感謝を申し上げます。クラウドファンディングでは1,714,000 円のご支援をいただきました。皆様のご支援が無ければ本企画は実現しませんでした。どう感謝の気持ちを表せば良いのか、適当な言葉が見つからないほどですが、本当にありがとうございました。

SSJの資金状況についてお問い合わせが相次いでおりますが、クラウドファンディングを通して私たちの手元には手数料を除いた1,399,310円が支給されます。ゆえに、本企画遂行に必要であったすべての費用をカバーすることは出来ておりません。引き続き、当団体の銀行口座にてご支援を募っております。詳細は、SSJ事務局(standwithsyria.j@gmail.com)までお問い合わせいただけますと幸いに存じます。直接のご支援をお申し出いただいた皆様にこの場をお借りしてお礼を申し上げます。

エイハムさんは4月13日〜21日の日程で日本に滞在され、4月14日(土):シンポジウム@東京、4月15日(日):演奏会@東京、4月19日(木):演奏会@広島に臨みました。
21日にドイツにご帰国され、無事にご家族と再会されましたので、本プロジェクトは一区切りとなります。イベントの振り返りと共にプロジェクト終了報告とさせていただきます。


イベントのアップデート(SSJ事務局より)
4月14日:シンポジウム
シンポジウムには約230人のご来場者、多数のメディアにお集まりいただきました。
この日は、偶然にも米国によるシリア攻撃の日と重なりました。

キハラハント愛東京大学大学院准教授(SSJ顧問)の開会挨拶で幕を開けました。
ご挨拶では、エイハムさんの来日に至るまでの困難を鑑みて
「血と涙の結晶だと思います」と振り返りました。

ご来場者、メディアの関心もそこに集まっていたようにも思いますが、そのような中でも、黒木英充教授が歴史研究の視座からシリア内戦の構造を深く読み解き、中東ジャーナリスト川上泰徳氏が、ジャーナリズムの視点を織り交ぜつつ、日本の市民とシリア危機を結びつける視座に富んだ講演により、米国の攻撃に偏らない、多角的かつ具体的に、深いレベルでシリア危機を考える時間となりました。


そして、エイハムさんが登壇し、アラブ文学や文化を専門とする山本薫氏との対談を通して、シリア ヤルムークキャンプでの生活、シリアの現状に思うこと、演奏を続ける意味を語りました。


そして、特別にシリアの戦場で子供達と歌っていた「ヤルムークは寂しがっている」を始め3曲を歌い上げ、時に来場者にも「一緒に歌いましょう」と呼びかけ、会場は一体となりました。

質疑応答を挟み、SSJ代表の山田一竹が登壇し、尊厳を求める平和的蜂起に参加し亡くなった、2人のシリア人青年の物語をお伝えしました。
そして、「8年目を迎えたシリア危機を前に、私たち市民がいま出来ることは懸命に今日を生きるシリアの人びとに連帯を示すことである」と訴えました。

 

質疑応答の様子。多数の質疑がそれぞれの登壇者に寄せられました。

 

2011年の平和的革命、彼らは「人間として生きる尊厳」を求めていた
ということを思い出す必要があると涙ながらに訴える代表。

それは、「#StandwithSyria」というハッシュタグ・メッセージを会場に集った人びとと共に掲げ、「私たちはシリアの人びとを忘れていない、共に立ち上がる」という連帯を示すことで表されました。

「#StandwithSyria 私たちはシリアと共にある」

エイハムさんも早速シリアの中に残る家族や友人たちにこの写真を届けて下さいました。
私どもSSJでは団体の設立理念であり活動理念そのものである「#StandwithSyria」を掲げての写真撮影アクションを拡大して行き、シリアの友人たちの協力を得ながら国内外のシリアの人びとに届ける活動の展開が決定しています。詳細はこちらのページをご覧ください。

エイハムさんは、終始笑顔で会場を盛り上げる「エンターテイナー」ですが、彼が見つめてきた悲しみ、彼が抱える苦しみが溢れ出たのが2日目の演奏会でした。


4月15日:演奏会@東京

この日は、エイハムさんの歌の歌詞について語られました。友人宅を訪れると食べるものがなく、多数の猫の頭蓋骨が鍋の中から見つかった話。エイハムさんに歌詞を託した翌日に、国連の支援箱を受け取りに行き狙撃手に撃たれ命を落とした友人。逆境を生き抜く名も無き市民たちの命の物語。
「彼らに捧げます」。銀盤を力強く叩く彼の姿に、悲しみと希望が入り混じる音色に、250名の来場者と共に会場は涙と感動に包まれました。エイハムさんの演奏を通して、シリアの人びとの「生」がそこに舞い降りる、そんな感情を抱きました。
クライマックスでは、エイハムさんも様々な感情が溢れ、大粒の涙を流していました。
会場からは鳴り止まないスタンディングオベーション。
「音楽でここまで心を揺さぶられたのは初めてです」という感想が多く寄せられました。

 

4月16日:演奏会@広島
広島での演奏の前には原爆の傷跡をご自身の目で確かめました。

原爆ドームを見つめるエイハムさん。

「無辜の市民が殺戮された歴史は、ヤルムークの光景と重なる」と静かに語ったエイハムさん。この日はどうしても演奏を続けるのが苦しいコンディションでした。
必要以上な密着取材を続けたメディアへの疲れ。生まれ育ったヤルムークへの政権側による攻撃。
田浪亜央江准教授とのトークからも感じ取れた計り知れない「無力感」のもと、それでも人びとの痛みを伝えるために演奏に臨みました。
200名を超える来場者は再び一体となり、演奏を通してシリアの景色を思い浮かべ、シリアの人びとの苦しみを真摯に感じることとなりました。

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エイハムさんは、演奏をするたびに苦しい気持ちになるとおっしゃっています。それは、演奏を通してもひしひしと伝わってきます。それでも身を削り、演奏を続ける彼の姿が、私たちに突きつけるものはあまりにも大きいと感じます。

事後報告:エイハム・ヤマダ.JPG

企画の開催を喜ぶエイハムさんと山田。1年半の歳月、毎日企画のために奔走し、正直事務局としては無理だろうと思う状況でも絶対に諦めなかった山田と来日を信じ続けたエイハムさんが手を取り合う姿に、私たちも涙が溢れました。本企画は2人の信頼と情熱の結晶ではないでしょうか。

以上
広報:佐々木千春(Chiharu Sasaki)
理事:山澤宗市   (Shuichi Yamzawa)

 


おかげさまで、エイハムさんの一連の来日企画は、無事成功裏に終了することができました。

彼の来日は、僕にどんな困難な状況でも声を上げ続けることの重要性を改めて示しました。
今後も私たちSSJは、彼らの明日に繋がると信じ、シリアの人びとに寄り添うことを目的とした活動を続けて行きます。シリアが本当の意味で平和を手にする日まで、決して諦めることはありません。
今後もSSJとエイハムさんはタイアップして行くことが決定しています。
こちらも随時詳細をウェブサイトやSNSにて更新して行きます。
直近では来日中にも多数のお問い合わせがあったエイハムさんの最新アルバムCDの日本販売をSSJが行うこととなりました。日本での演奏会でも披露された曲を含めて、19曲が収録されています。売り上げはエイハムさんの今後の活動につながります。詳細は、特設ページをご覧ください。

エイハムさんに同行する中、彼は贅沢な食事を好みませんでした。何が食べたい?と聞くと、答えは決まって、「何でもいいよ、ヤルムークでは草でも食べたから。」と、悲しい目で笑う姿が今でも忘れられません。

本企画の実現により、エイハムさんの活動、「シリア」というワードが急上昇したことは間違いありません。本企画は計20以上の媒体で取り上げられました。メディア掲載情報ページも間もなく公開されます。

しかし、シリアの人びとは、今日も圧倒的な破壊と殺戮に見舞われています。どうか、今後も彼らの声に耳を傾け続けてください。日々の生活で忙しい中でも、ほんの少しでも彼らの命に想いを馳せていただければと思います。

私たちは、シリアの名もなき人びとの命の鼓動をこれからも伝え続けて行きます。

引き続きのご支援をどうかよろしくお願い申し上げます。
末筆ながら、皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。

 

SSJ 事後報告幹部

本企画運営の中心を担った、理事:山澤宗市 広報:佐々木千春と共に。本企画は困難の連続でしたが、自身の時間を犠牲にして活動に身を投じてくれたメンバーに心からの感謝を贈ります。

 

戦火と逆境、そして幾度の困難を超え、日本に来たくれた愛すべき友人、エイハム・アハマド(Aeham Ahmad)に最大の感謝を捧げます。

2018年4月29日
Stand with Syria Japan -SSJ 代表
山田一竹(Icchiku Yamada)

 

SNSにてエイハムさん来日に関する情報・シリア関連情報を発信・公開しておりますので、ご覧ください。
SSJ公式Facebook><SSJ公式Twitter
代表山田Facebook><代表山田Twitter

 

An Event for Syria was Held in Tokyo. Over 450 People were Standing with Syria. 【English:العربية】

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Our event for Syria on Dec. 23rd, 2016 finished with a great success in Tokyo, Japan.  We faced the Syria crisis in all sincerity.
We took this opportunity to consider (and reconsider) about the crisis in Syria from many different aspects; screening a documentary film called Silvered Water, Syria Self-Portrait (2014 by Ossama Mohammed), a commentary from a scholar of Arabic literature; Prof. Kaoru Yamamoto,

IMG_5475 a talk from the photographer; Mr. Shin Yahiro who served with the Free Syrian Army

IMG_5476and a talk from a Syrian who became a refugee about his dear homeland Syria and his very difficult experiences in Japan.

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Also, we relayed with a member of White Helmets  (One of the bravest civil organizations of our time); Mr. Ismail Alabdullah via Skype during the event. He told the audience about the frightful situation in Aleppo.

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On the day, a great number of people, 420  people gathered for Syria.

IMG_5472Although Japan is quite far away from Syria, we always keep thinking of Syria. We are feeling your pain. Please keep your hopes up. Please stay alive. We are here standing with all of you.
Again, I thank you so much for each one of you who came out to my event on the day.
I strongly hope this year 2017 will be a peaceful year for all Syrian people who are suffering right now… and I also hope they will be able to gain the freedom, which they have been seeking for a long time…

With all my respect for those who went before us to gain the dignity to be human, Rest in Peace.

الحدث الذي أقيم في الثالث و العشرين من ديسمبر من أجل سوريا لاقى نجاحا كبيراً و واجهنا الأزمة السورية بكل صدق .
وقد ناقشنا الأزمة السورية بطرق مختلفة منها:
١-عرض فيلم وثائقي عن سوريا
٢- شرح للأحداث عن طريق مختص في أدب اللغة العربية
٣-محادثة مع أحد المصورين التابعين للجيش السوري الحر
٤-محادثة مع أحد اللاجئين السوريين في اليابان التي تناولت قصة مغادرته لوطنه سوريا و الصعوبات العديدة التي وجهها في اليابان.
تحدثنا أيضاً خلال الحدث مع أحد أعضاء White Helmets (القبعات_البيضاء )
عبر سكايب فوصف للجمهور الوضع المأساوي و المرعب الحاصل في مدينة حلب. و تحدث أيضا عن تفاصيل الحصار التي واجهتها حلب الشرقية.

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وقد أعرب عن مطالبه كما قال” نحن لا نريد طعام أو شراب. نحن نريد حرية كالشعب الياباني”
و أريد أن أتوجه له شخصياً بشكر جزيل لمشاركته معنا لهذه المعلومات القيمة.
وقد حضر الحدث أكثر من أربعمئة شخص من أجل سوريا. على الرغم من أن اليابان بعيدة عن سوريا ولكن نحن دائما نفكر و نهتم بالقضية السورية.
و أريد القول للشعب السوري أننا الشعب الياباني نشعر بآلامكم و نرجو أن لا تستسلمو و لاتتخلوا عن الأمل أبداً. إبقوا على قيد الحياة و سنفعل المستحيل لأجلكم.
و أخيراً أشكر جميع الذين حضروا هذا الحدث و كل من ساعدني للوقوف من أجل سوريا.
أتمنى من كل قلبي أن تكون سنة ٢٠١٧ سنة سلام لكل السوريين اللذين يعانون الآن، وأتمنى أيضاً أن يحصلوا على الحرية التي لازالوا يطالبون بها منذ وقت طويل و حتى الآن.

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رحمة الله على شهداء سوريا
إرقدوا بسلام

#StandwithSyriaJapan
Arabic Translation by Yasser Jamal Al Deen.
This event is now uploaded on YouTube : 【 https://youtu.be/7hYT1mpB09c

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開催を経て…今シリアに寄り添うということ。

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2016年12月23日(金)、私が企画して参りました「シリア−戦火と愛の慟哭…その狭間を生きる命『シリア・モナムール』上映会・講演会」を盛会裏に終えました。『シリア・モナムール』上映、山本薫氏によるアラブ文学・文化を織り交ぜた深い解説、八尋伸氏のシリアでの従軍取材経験、難民となり日本に逃れたジャマール氏のこれまでの歩みと複雑な想いなど、非常に多角的にシリアを考え、真摯に問題に向き合いました。

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また、当初の予定を変更しまして、現在アレッポにいる「ホワイト・ヘルメット」の隊員とSkypeで繋ぎ、包囲下の様子、避難後の状況をリアルタイムで伝えていただきました。どうしてもイベント内でシリア現地の人々の声を皆さまに届けたいと、イベント開催3ヶ月前からあらゆるコネクションを駆使して、シリア国内にいる人々にイベント登壇を交渉しておりました。しかし、その矢先アレッポが陥落、交渉は困難を極めました。その様な中、ある意味で奇跡が起こり、私の発表の5分前に「ホワイト・ヘルメット」隊員から「Skypeができる」との連絡が入りました。彼はアレッポの凄惨な状況を訴えながらも、「私達が欲しいのは、資金や食糧では無い。欲しいのは自由だ。あなた達日本人が手にしている自由だ」と訴えました。この言葉の重みを私たちは改めて胸に刻む必要があります。

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本イベントでは、膨大な犠牲者数に埋もれてしまった一人ひとりの個々の存在に光を当てることを試みました。それは、シリアでの出来事が、そしてシリアを生きる人々の存在が、日本において「遠いどこかの『物騒』な国で起きている『不幸』」として伝えられ、認識されていると痛感したからです。
彼らは、私たちと同じ尊厳のある人間ではないのでしょうか?人間が人間らしく生きること。「ホワイト・ヘルメット」の隊員がそう訴えたように、自由と誇りを持ち人間らしく生きたいと願うことはそんなに野蛮なことでしょうか?彼らが爆撃で木っ端微塵になっても、化学兵器で息ができなくなって死を迎えても、拷問によりなぶり殺されても、それは彼らの責任なのでしょうか?この内戦で死んでいった人、祖国を追われた難民、難民になることも許されず海の藻屑となった人、武器を取り抵抗せざるを得なかった人、今日を必死で生き延びようと逃げ惑う人、みんな命です。その重みは、国や宗教や思想で変わるはずもなく、彼らが流す血も、裕福な国の有力者が流す血も、私たちが流す血も同じ色です。命に格差があってはならない。限りなく不平等なこの世界で、これだけは守られなくてはならない平等なのだと、私は強く思います。

当日、沢山の方がシリアのために集いました。イベントにお越しいただいた理由も皆さんそれぞれ違うと思います。当日感じたことも、それぞれにあると思います。それでも、あの日会場はシリアと共にありました。美しいシリア、抵抗するシリア、壊滅したシリア。そして、移り行くシリアの中で、懸命に生きる命の存在。その命が私たちと同じ尊厳のある命であるという紛れもない事実。シリアは今、最も困難な状況にあると言えます。まだ尚、そこに生きる人は痛めつけられ、絶望の淵に追いやられています。シリアの熾烈な状況を変える力は私たちにはないのかもしれません。それでも、そこに懸命に生きる命がある限り、私たちは苦しみを生きる彼らに寄り添い、彼らの「生きる希望」となることはできるのではないでしょうか。この希望はとても小さなものですが、空爆では壊されない、そして私たちが諦めない限り生き続ける強いものだと思います。
街を彩るクリスマスムードとは掛け離れた内容となりました本イベントですが、現在の日本がいかに「平和」であるか、そのありがたみを噛み締めながら、シリア危機を今までより少しでも身近な問題として捉え、今後もそこに生きる人々の痛みと希望を想い続けていただけることを願っています。日々の生活でご多忙であるとは思いますが、それでも、ほんの少しでも彼らに想いを馳せてください。一人でも多くの人に、このイベントを通して知ったこと、感じたことを伝え続けてください。
当日は運営や通訳等、至らない点が多々ありましたことをお詫び申し上げます。私は、シリアで多くの若者が立ち上がっていることと同様に、日本でも大学生という若い世代が立ち上がり、出来うる限り学生だけでイベントを運営することに意味があると思っております。ご指摘いただきました点はしっかり改善をしつつ、今後も未熟ではありますが、若い世代が発信することに拘りを持ち、大切な仲間と共にイベントを運営して参ります。
最後に、シリア内戦において犠牲となった30万人の命。この中に、尊厳を保ちつつ人としての最期を全うできた命がどれだけあったのでしょうか。弔われることの無い尊い命の存在を、私たちは決して忘れてはならないのです。
すべての内戦の犠牲者と、シリアを生きる全ての人々の無事を願い、愛と哀悼の意を捧げます。

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Our prayers and thoughts are with all Syrians who sacrificed their precious lives to gain the dignity.

2017年1月3日 主催者代表 山田一竹

 


当日のプログラム

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シリア危機に想いを馳せて 。

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2016年12月23日に開催いたしました「シリア−戦火と愛の慟哭…その狭間を生きる命『シリア・モナムール』上映会・講演会」における代表者山田一竹によるメッセージとなります(当日の配布資料の一部)。  ※一部編集済み

 


この度は、お忙しい中「シリア−戦火と愛の慟哭…その狭間を生きる命『シリア・モナムール』上映会・講演会」にお越しいただきまして、誠にありがとうございます。現在、シリア危機は、今まで以上の難局に直面しております。今年に入り、革命の都市と呼ばれたダーリヤ(DARAYYA)が政府軍により制圧されました。そして、激戦が続いていたシリア北部に位置するアレッポ東部もついに政府軍に制圧されました。2016年12月15日アサド大統領はビデオ声明でアレッポに対する勝利宣言を発表しました。そして人々の「退避」が始まった様子をニュースでご覧になった方も多いと思いますが、現在政府軍側が反体制派に関係したと見られる市民を次々処刑しているという情報も入っています。国連はアレッポで起こる重大な人権蹂躙に対して警鐘を鳴らしています。国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は、政府軍やアサド派の民兵が市民を殺害した証拠も発表しています。この様な状況下で人々は日々、極限状態に晒されています。アレッポ制圧の直前には、多くの市民がSNSを通じて「最後のメッセージ」発信しました。

「私たちの命を助けてください。アレッポを救ってください。私たちは殺されています。」

「助けてください」という最期の言葉は誰に向けられ、誰に届いたのでしょうか。同じ時代を生きる同じ人間が、どうしてここまで痛めつけられ、踏みにじられなくてはならないのでしょうか。自分の無力さに怒りすら覚えます。それでも、「イベントを開催し、一人でも多くの方に足を運んでいただき、シリアの惨状に想いを馳せ、そして何より彼らの痛みに触れていただく」、これが、今の私に出来る精一杯のことだという思いから、当イベントの企画を進めて参りました。シリアの圧倒的な惨状や人々の悲痛な叫びに眠れない日もありますが、私は、彼らの叫びを受け取った人間としての責務を果たしていかなければならないと思っています。

遠いに日本暮らす私たちには何もできないと思っていませんか。確かに私たちには紛争を解決する力はないのかもしれません。でも、私たちには「彼らを知り、彼らに想いを馳せること」はできるはずです。私のシリア人の友人は「ただ忘れないでいてほしい」と静かに言いました…。内戦は5年以上にわたっています。国際社会が有効な解決策を見出せない中、人々は今、絶望の淵に追いやられながらも細やかな希望を見出して、一日一日命を繋いでいます。どれほど、不安な日々でしょう。どれほど、辛く苦しい日々でしょう。その様な中で、遠い国で自分たちのために祈り、立ち上がってくれる人々がいることにどれだけ励まされることでしょうか。今日、私たちは、遠い日本でこうして集い、シリアを想っています。「私たちはシリアを見捨ててはいない」という連帯を示しています。

シリア内戦に伴う死者数は30万人を超え、400万人を超える人々が難民として避難を余儀なくされました。想像してみてください。朝、起きて空爆であなたの家に爆弾が降り注ぐことを、目の前であなたの家族が爆撃されることを、あなたの愛する人にお別れの言葉も「ありがとう」の言葉も伝えることができないことを。そして、愛する故郷を離れなければならないことを…。それが430万人を超える人々に現実として起きているのです。彼らは、私たちと同じ人間です。尊厳のある人間です。日々飛び交う報道の裏にある、彼らの痛みを感じてください。彼らの命の叫びをどうか無駄にしないでください。そして忘れないでください。彼ら一人ひとりに掛け替えのない人生があり、大切な家族がいて、そしてシリアは彼らの愛する故郷であるということを。彼らは、私たちが今当たり前に手にしているものを求め続けているということを。彼らが希望を捨てていない限り、私たちもまた希望を捨ててはなりません。

私はいつの日かシリアに平和が訪れ、人々が尊厳を持って当たり前に生き、そして、当たり前に尊厳のある死を迎えられる時が来ると信じています。その時まで私は諦めません。どうか皆様も、苦しみもがきながら、生きたくても生きられなかった命の重さを、そして、恐怖に怯えながらもシリアの今を懸命に生きる、尊い命の鼓動を胸に刻み、これからもシリア危機に向き合い続けて下さい。どうか、今日ここでの想いを一日限りにしないで下さい。

本日は、誠にありがとうございました。改めまして御礼申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

シリア内戦で犠牲となった全ての人へ心からの愛と哀悼を込めて。

2016年12月23

主催者代表 立教大学異文化コミュニケーション学部 山田一竹


 

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【Held on 23 Dec 2016】Syria, The Lives living in-between War and Love: Film Screening of “Silvered Water, Syria Self-Portrait” and Panel Talks with Experts

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Dear all,

It has been a year since the last event“Stand with Syria Now: Film Screening of Return To Homs and Open-Discussion”.
A year passed… very, unfortunately, to mention that the Crisis of Syria has escalated even more with over 47 thousand deaths and 4.8 million Syrian-refugees. Precious lives are dying at this very moment in Syria.

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I have been working on this new event-project when I finished organizing the last one. There have always questioned: “Where Syria is heading…?” and “How the lives living in Syria where became a war-zone?”. I have always faced Syria where is only and dearest home for Syrians. Sometimes, I could not sleep well due to the horrifying situation going on Syria. I felt hopeless and powerless to see the fact that no single effective solution has promoted over five years but people are certainly losing their homes, foods, opportunities, and lives. However, I cannot just stand still; I have to keep going ahead to make changes for Syria. Those thoughts brought the upcoming event, “Syria, The Lives living in-between War and Love: Film Screening of “Silvered Water, Syria Self-Portrait” and Panel Talks with Experts” on 23rd December 2016.
We will be screening a film Silvered Water, Syria Self-Portrait by Ossama Mohammed on the event. We will also invite professional Arab Literature, Photo-journalist who served with Free Syrian Army and a young Syrian man who became a refugee in Japan. The aim is always the same; to light the actual people who are living under horrific the Crisis of Syria.
Let’s show our solidarity for Syria, let’s prove to the world that we are not abandoning people of Syria.
No reservation required, please come to the venue directly!


***Details of Events
◇ Syria, The Lives living in-between War and Love: Film Screening of “Silvered Water, Syria Self-Portrait” and Panel Talks with Experts
【Date】23rd (FRI) December 2016
【Venue】Auditorium of Building 9, Rikkyo University (Ikebukuro Campus)
⇨Campus Map
https://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/campusmap/
【Entrance】FREE
【Capacity】500
【Program】
14:00 Opening Remarks: Masako Ishii, Professor of Department of Intercultural Communication of Rikkyo University

《Session 1: Film Screening》
14:10 Silvered Water, Syria Self-Portrait(96min)
15:50 Break

《Session 2: Expert-Talks》
16:00 Kaoru Yamamoto (Arab Literature) “Commentary of the film: Syria through literature”
16:30 Shin Yahiro (Photojournalist) “Syria: Actual Side of the Revolution”
17:00 Break
17:30 Yasser Jamal Al-Deen (“Syrian Refugee in Japan) “Myself and Syria, and Japan”
18:00 Icchiku Yamada “Thinking of Syria Now: Interviews with Journalist Takeshi Sakuragi and with Syrians”
18:20 Q&A Session

18:50 Closing Remarks: Icchiku Yamada

【Links】
Facebook: https://www.facebook.com/events/677349789091147/
Rikkyo University Website: http://www.rikkyo.ac.jp/events/2016/12/18477/

【Silvered Water, Syria Self-Portrait Details】
Director: Ossama Mohammed, Wiam Simav Bedirxan
Videos and Photos: Wiam Simav Bedirxan, 1001 people of Syria, Ossama Mohammed
Country: Syria | France
Language: Arabic
Filming Locations: Homs, Syria
Runtime: 96 min
Production Co: Les Films d’Ici, Proaction Film
Distribution Company in Japan: Tereza and Sunny (テレザとサニー)
Known asةضفلا ماء , シリア・モナムール, Eau argentée, Syrie autoportrait
Story:
The astonishing collaboration between exiled Syrian filmmaker Ossama Mohammed and young Kurdish activist Wiam Simav Bedirxan distills footage from thousands of clandestine videos to create a shattering, on-the-ground documentary chronicle of the ordeal being undergone by ordinary Syrians in the ongoing civil war.
In Syria, every day, activists and people film then die; others kill then film. In Paris, Syrian filmmaker Ossama Mohammed, driven by his inexhaustible love for Syria, he finds that he can only film the sky and edit the footage posted. From within the tension between his estrangement in France and the revolution, an encounter happened. Simav from Homs began to chat with me, asking: ‘If your camera were here, in Homs, what would you be filming?’.
At once tragic and miraculous, Silvered Water, Syria Self-Portrait is a shattering portrait of the ordeal being endured by ordinary Syrians, even as its very existence attests to the spirit of possibility that even the most brutal repression cannot crush.
(Via Production and TIFF)
The Special Screenings section of the 2014 Cannes Film Festival.
Winner of Grierson Award, London Film Festival, 2014.
Winner of Gandhi’s Glasses Award – Special Mention, Torino Film Festival, 2014.
Winner of Prize of Excellence, Yamagata International Documentary Film Festival, 2015.

モナムール DVD

YouTube: https://youtu.be/a9Mo6OUF_Hg

◇ Photo Exhibition by Shin Yahiro | Syria: Lives in-between the Revolution and Love
【Date/Period】
21st (WED) December 2016 – 25th (SUN) December 2016: 5days
12:00pm-8:00pm
【Venue】Room 9202, building 9, Rikkyo University (Ikebukuro Campus)
⇨Access Map
https://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/direction/
【Entrance】FREE
【Photos】21 photographs taken in Syria. Mr. Yahiro has spent time with Free Syrian Army and in revels’ town.

 

【Pamphlet】

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By Icchiku Yamada

【12月23日開催】「シリア−戦火と愛の慟哭…その狭間を生きる命『シリア・モナムール』上映会・講演会」| 同時開催写真展

15168776_1348059461894893_2041274299590019146_o皆さま、大変ご無沙汰しております。
立教大学異文化コミュニケーション学部の山田一竹です。

皆様、お変わりはありませんでしょうか。
「今、等身大で彼らに向き合う『それでも僕は帰る シリア 若者たちが求め続けたふるさと』上映会・討論会」を開催してから、早くも一年が経とうとしています。あれから一年…残念ながら、シリアを巡る状況は熾烈を極め、混迷の一途を辿っています。シリア内戦に伴う死者数が30万人を超え、400万人を超える人々が難民として避難を余儀なくされました。シリアでは、今この瞬間にも尊い命が燃え尽きています。

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前回のイベント終了時より、第二弾の企画を進めてきました。「シリアはどこへ向かっているのか、そこに生きる命の鼓動とは…」僕はシリアに、彼らの愛する故郷に向き合い続けてきました。時には、あまりにも凄惨な状況に眠ることすら出来ないこともありました。ドロ沼化が止まらず、解決の糸口すら見えない状況に遣る瀬なさと無力感でいっぱいになる事もありました。それでも僕はここで立ち止まるわけにはいかないのです。「膨大な犠牲者数の裏にある、一人ひとりの姿、物語に想いを馳せ、彼らの痛みを忘れないでほしい」。12月23日開催、「シリア−戦火と愛の慟哭…その狭間を生きる命『シリア・モナムール』上映会・講演会」是非お越しください。

『私たちは、シリアを見捨ててはいない』、再び会場に集い連帯を示す機会としましょう。
それでは、当日、皆様にお会いできることを心より願っております。

以下、イベントの詳細です。


【概要】
当イベントは、シリアよりパリへ亡命した映画作家オサーマとシリアの前線でカメラを廻し続けるシマヴの物語を1001人のシリアの人々がSNSへ投稿した映像でつなぎ合わせた映画「シリア・モナムール」の上映を通し、シリアで繰り広げられる荒れ果てた暴力と、それに翻弄され、絶望の淵に追いやられながらも、希望を求め続ける人々の存在に触れます。上映後には、アラブ文学者による映画解説を得た後、シリアで反政府運動に身を投じる若者たちの日常を追ったフォトグラファー、在日シリア難民の方、学生を交え、討論会を行い、シリア情勢を複眼的視座より考察することで理解を深める。「生きるとは…。そして、命とは…。」遠く離れた日本で「平和」を当たり前に享受する私たちが忘失した疑問を覚醒し、シリア危機を他人事からより身近な問題へと転ずる機会とする。
イベントと並行して、12月21日〜25日まで写真展を開催する。フォトグラファー八尋伸 氏が2012年よりシリアで撮影した写真20点(自由シリア軍兵士や家族の日常、アレッポの戦闘など)を展示し、シリア紛争を生き抜く個々の素顔に触れる。

【上映会・講演会】
12月23日(金曜・祝日)
会場:立教大学池袋キャンパス 9号館2階 大教室
⇨立教大学池袋キャンパスへのアクセス: https://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/direction/
⇨立教大学池袋キャンパスマップ: https://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/campusmap/
入場無料、予約不要、どなた様も直接会場へお越しください。

◆プログラム◆
14:00 開会挨拶:趣旨説明 石井正子(立教大学異文化コミュニケーション学部 教授)

《第一部:映画上映》
14:10 映画上映開始(96分間)
15:46 映画上映終了・休憩

《第二部:トークセッション》
16:00 山本薫 氏「映画解説-文学から見つめるシリア」
16:30 八尋伸 氏「シリア 革命の素顔」
17:00 休憩
17:30 ジャマール 氏「私とシリア、そして、日本。」
18:00 山田一竹「今、シリアに想う:ジャーナリスト桜木武史氏とシリア人へのインタビューを通して」
18:20 登壇者との質疑応答

18:50 閉会挨拶: 山田一竹(立教大学異文化コミュニケーション学部 4年)

◆映画詳細◆
「シリア・モナムール」(英題:Silvered Water,Syria Self-Portrait,アラビア語:ةضفلا ماء
フランス語:Eau argentée,Syrie autoportrait)
シリア・フランス/2014年/96分/アラビア語(日本語字幕)
監督・脚本:オサーマ・モハンメド、ウィアーム・シマヴ・ベデルカーン
写真・映像:ウィアーム・シマヴ・ベデルカーン、1001人のシリアの人々、オサーマ・モハンメド
配給:テレザとサニー
後援:公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本
協力:山形国際ドキュメンタリー映画祭
ストーリー:亡命先のパリで、故郷シリアの置かれた凄惨な実状に苦悩し続けていたひとりの映画作家、オサーマ。苛烈を極める紛争の最前線で繰り返される殺戮の様子は、日々YouTubeにアップされ、ネット上は殺す者、殺される者双方の記録で溢れかえる。カメラを持たない映画作家が、シマヴというクルド人女性に愛の希望を見出し、1001の映像を自らの眼で選択し、ストーリーを構築した本作は、夥しい犠牲者と戦場を捉えるドキュメントにはとどまらず、その個々の死に刻まれた深い傷と愛、絶望の中でも普遍の愛を見出していく、命についての物語である。カンヌ国際映画祭2014特別招待作品、ロンドン映画祭2014ベストドキュメンタリー賞、  山形国際映画祭2015優秀賞、その他多くの国際映画祭にて正式上映。
・映画詳細: http://www.syria-movie.com/introduction
・予告編: https://youtu.be/kPdb3ljW1C8

◆登壇者略歴◆
《外部登壇者》
山本 薫 氏
東京外国語大学外国語学部アラビア語学科卒業。シリア、エジプトへの長期留学を経て、東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程修了。専門は、アラブ文学・文化論。東京外国語大学ほか講師・研究員。主な論文に「現代シリアの作家たち―監視下の創造力」『シリア・レバノンを知るための64章』(明石書店)、「我々を隔てることはできない―映画『スリングショット・ヒップホップ』が見せたパレスチナラップの可能性」『インパクション175号』(インパクト出版会)他。翻訳書にエミール・ハビービー著『悲楽観屋サイードの失踪にまつわる奇妙な出来事』作品社、2006年。

八尋 伸 氏
中東の社会問題、紛争、難民、災害等を関心領域とする。2010年頃より、主に、タイ騒乱、エジプト革命、ビルマ紛争、シリア内戦、東日本大震災、福島原発事故を取材し発表。シリア内戦シリーズで2012年上野彦馬賞、2013年フランスのThe 7th annual Prix de la photographie, Photography of the year受賞、ビルマ民族紛争シリーズで米国のThe 7th Annual Photography Master Cup, Photojournalism部門でノミネート等、国内外で活躍。

ジャマール 氏
シリア、ダマスカス出身。現在24歳。ダマスカス大学で英文学を専攻していたが、内戦の激化に伴い、戦火をくぐり抜け2013年2月に母と妹と共にシリアを出国。2013年10月に来日。1年半の間、難民認定許可が下りるのを待ち続け、2014年に日本政府より正式に難民認定を受ける。現在、日本の大学入学に向け、日本語学習に励む一方、シリア内戦下に暮らす支援を必要とする人々の命を繋ぐための支援活動を続ける。

桜木 武史 氏(*山田一竹よりインタビュー内容の報告)
フリーランスのジャーナリストとして、2002年よりパキスタン、アフガニスタン等を取材。その後、「アラブの春」に関心を持ち、2012年3月から2015年4月まで計5度に渡り、シリアに足を運ぶ。著書『シリア 戦場からの声-内戦2012−2015』(アルファベータブックス)において、戦火の中で必死に生きる市民の姿を記録し、複雑な背景を知らない読者と同じ目線でシリア内戦を描いているとして高く評価され、2016年「山本美香記念 国際ジャーナリスト賞」を受賞。

【八尋伸 写真展 シリア-革命と愛の狭間に生きる命】
2016年12月21日(水曜)〜25日(日曜) 12時00分〜20時00分*
※5日間連続開催。
会場:立教大学池袋キャンパス 9号館 9202号室
⇨立教大学池袋キャンパスへのアクセス: https://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/direction/
⇨立教大学池袋キャンパスマップ: https://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/campusmap/
入場無料、予約不要、どなた様も直接会場へお越しください。
八尋伸 公式HP: http://www.shin-yahiro.com/

*初日16時00分open~、最終日~17時00分close、23日は10時00分〜12時00分の部と19時00分〜21時00分の部。22日・24日は通常運営

・立教大学公式イベントページ:
http://www.rikkyo.ac.jp/events/2016/12/18477/

パンフレット

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上映映画「シリア・モナムール」パンフレット

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開催を経て…今シリアに向き合うということ。

12552933_1106486422718866_8673614718754426740_n皆さま、こんばんは。山田一竹です。
一昨日、「今、彼らに等身大で向き合う『それでも僕は帰る 〜シリア 若者たちが求め続けたふるさと〜』上映会・討論会」は盛会裏に終えることができました。私達の予想を遥かに上回る200名以上の方々にご来場いただき、大変嬉しく思っております。ここに、改めましてお礼申し上げます。

無力な一大学生に本当にこのイベントが実現出来るのか。全てが初めての事ばかりで、不安と戸惑いの連続でした。しかし、応援してくださる皆様のお力をお借りして、何とか開催に漕ぎ着けました。

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「混迷を極めるシリアを生きる人々に、同じ人間として等身大で向き合う。」これが、当イベントの最大の目的でした。私自身も、遠いシリアの現実を身近な問題として捉えることは大変難しいと痛感しております。
しかし、当イベントでの、映画上映、解説、報告、監督との質疑応答を経て、少なからず日々の報道で飛び交う被害者の数の裏にある人々に思いを馳せ、彼らの痛みに触れることはできたのではないでしょうか。

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シリア情勢は依然として、熾烈を極めています。
これからも、私は彼らに、そして彼らの愛するふるさとに向き合い続けていきます…。

皆様から頂いた、アンケート全てに目を通させていただきました。お褒めの言葉、励ましの言葉、また、大変貴重な厳しいご意見までありがとうございます。次のイベントに期待を寄せて下さるご意見も多く頂戴いたしましたので、次に繋けて行けるよう、一層努力して参ります。

皆様にまたお会いできることを信じております。

2016年1月16日 山田一竹

【Held on 14 Jan 2016】Stand with Syria Now: Film Screening of “Return To Homs” and Open-Discussion.​

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As you know, the conflict in Syria has escalated more and more. There is no day we don’t hear about Syria. While the internationalized military intervention as a proxy war has been drawing many people’s attention, the lives living in Syria are not focused enough.
Four years have passed, 4 million people are displaced as refugees and 7.6 million people are internally displaced, 200 thousand people lost their lives. We should never forget that each one of them is a human being with dignity, each one of them has precious lives and Syria is a dear home for all of them.

Under this circumstance, 14th January 2016, we are going to organize an event for Syria at Rikkyo University, Tokyo JAPAN. “Stand with Syria Now: Film Screening of Return To Homs and Open-Discussion”

I met this documentary film “Return To Homs” by Talal Derki and has become knowing the fact that there is a young generation of Syria fighting for their home. Honestly writing, this is the best and most fantastic documentary film for me which brought tears to my eyes. I want more people to see this film, and reconsider Syria…
Syria is geographically and psychologically far away from Japan. Thus, this cannot be a reason to ignore what is going on people of Syria.

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What can we do now…? “Stand with Syria” It is the aim of this event, and it is one of the ways to light up their situation; the story of the individuals, not of the numbers.

On the day of the event, we are going to invite Syrian film director Mr. Talal Derki who directed the film via Skype and to have an open Q&A session. I believe this will be a rare and exceptional opportunity to deepen our understanding of the situation in Syria from “human-perspective” which we can be shared thoughts and experiences of Mr. Derki who are standing with the youth of Syria from the begging of the Revolution.

We are looking forward seeing all of you, especially Japanese students since this film amazingly describes the struggles of Syrian youth. That is why this event will be held at a university.
Reservation is not required, please come to the venue below directly.


***Details of the event

【Date】 6:20 pm- 9 pm, 14th (Thurs.) January 2016
【Venue】 Room 7102, building 7 at Rikkyo University (Ikebukuro Campus)
⇨Campus Map
https://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/campusmap/
【Entrance】 FREE
【Capacity】Around 120
【Program】
18:20 Opening Remarks:
Masako Ishii, Professor of Department of Intercultural Communication of Rikkyo University
Icchiku Yamada, 3rd year Student at Department of Intercultural Communication of Rikkyo University
18:30 Film Screening Return To Homs
20:00 Break
20:10 Commentary of the film by Prof. Masako Ishii
20:20 Discussion: Report on Syria by Icchiku Yamada
20:40 Open Dialog Session: Q&A with Mr. Talal Derki (via Skype)
21:00 Closing Remarks: Icchiku Yamada
【Links】
Facebook: https://www.facebook.com/events/1548942552062359/
Rikkyo University Website: http://www.rikkyo.ac.jp/events/2016/01/17188/

【Return To Homs Details】
Director: Talal Derki
Country: Syria | Germany
Language: Arabic
Filming Locations: Homs, Syria
Runtime: 94 min
Production Co: Proaction Film, Ventana Film- und Fernsehproduktion
Known as: The Return to Homs
Distribution Company in Japan: United People
Story:
Filmed over three years in Homs, accompanying two outstanding young men Basset and Ossama from the time they were only dreaming of freedom to the time when they are forced to change course. Return To Homs focus the Group’s transformation and struggles, is a heart-stopping, often wrenching study of the brutal war President Bashar al-Assad’s regime has waged against the Syrian people — a battle fought mostly out of camera range that has produced epic heroism and tragedy.
Basset, the 19 years old national football team goalkeeper, who became an outspoken demonstration leader in the city, then an icon revolution singer, till he becomes a fighter… a militia leader. 24-year-old-Ossama renowned citizen journalist, cynical pacifist… as his views are forced to change until army secret service detains him. It is the story of a city, of which the world has heard a lot, but never really got closer than news, never really had the chance to experience how a war erupted. (Via IMDb and POV)
Winner of Sundance’s 2014 World Cinema Grand Jury Prize for Documentary.
Laurel Winner – Charles E. Guggenheim Emerging Artist Award, Full Frame Documentary Film Festival, 2014
Laurel Winner – Grand Prix du Festival, FIFDH 2014
Laurel Official Selection – Hot Docs, 2014
Laurel Opening Film – IDFA 2013

それでも DVD

YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=AAqw-IuL3Ys

【Pamphlet】

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By Icchiku Yamada

【1月14日開催】今、彼らに等身大で向き合う―『それでも僕は帰る 〜シリア 若者たちが求め続けたふるさと〜』 上映会・討論会

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皆さま、こんにちは。山田一竹です。
ご存知の通り、中東情勢は混迷を極め、シリア紛争は泥沼化の一途を辿っています。代理戦争的側面も持つ軍事介入など、国際社会の対応が注目を集める中、多くの人が、そこに生きる人びとの事を見落としているのではないでしょうか。シリア紛争勃発から4年。この紛争は、およそ400万人の難民、760万人を超える国内避難民を発生させ、20万人の生命を奪ったといわれています。忘れてはならないのは、彼ら一人ひとりが尊厳のある人間であり、それぞれに掛け替えのない人生があり、そして、シリアは彼らの故郷であったということです。

2016年1月14日、午後6時20分より、立教大学にてシリア内戦をめぐるドキュメンタリー映画『それでも僕は帰る 〜シリア 若者たちが求め続けたふるさと〜』上映会と討論会を開催いたします。

僕は、『それでも僕は帰る 〜シリア 若者たちが求め続けたふるさと〜』という映画に出会い、シリアで戦う同世代の若者の姿を知り、心を打たれ、流れる涙を止められませんでした。この映画を一人でも多くの人に観て欲しい…。そしてシリアについて考えて欲しい…。日本に暮らす我々にとってシリアは、地理的・心理的に遠い存在です。しかしそれが、この問題を他人ごととして良い理由にはならないはずです。
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私たちに、いま何が出来るのでしょうか。「等身大でシリアに向き合う」。それが、このイベントの最大の目的であり、彼らの痛みを理解する事が、彼らを照らす一筋の光となるのではないでしょうか。
当日は、この映画のを正に命懸けで撮られたシリア人監督のタラール・デルキ氏と会場をインターネット電話で繋ぎ、直接質疑応答の時間を設けております。革命当初からシリア人青年たちの魂の叫びを追い続けてきた彼にしか語れない言葉があると強く感じております。大変貴重な機会となりますので、関心のある方はぜひお運びいただければと思います。

それでは、会場で皆さまにお会いできますことを心より願っております。予約不要、入場無料です。どなた様も直接会場へお越しください。
以下、当イベントの詳細となっておりますので、ご一読いただけると幸いです。


今、彼らに等身大で向き合う―『それでも僕は帰る 〜シリア 若者たちが求め続けたふるさと〜』 上映会・討論会

【日時】2016年1月14日(木)18:20-21:00
【場所】立教大学池袋キャンパス7号館7102教室
⇨立教大学池袋キャンパスへのアクセス: https://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/direction/
⇨立教大学池袋キャンパスマップ: https://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/campusmap/
【対象】学生(立教、その他大学)、教職員、一般(定員120名)
※入場無料・予約不要。立教関係者はもちろん、どなた様も入場可能です!直接会場へお越しください。

【プログラム】
18:20 開会:趣旨説明
石井正子 異文化コミュニケーション学部教授
山田一竹 異文化コミュニケーション学部3年
18:30 映画上映開始 『それでも僕は帰る』
20:00 映画上映終了・休憩
20:10 解説 石井正子
20:20 討論セッション、山田一竹による発表・報告
20:40 監督タラール・デルキ氏からのインターネット電話を通じたメッセージ、および監督との質疑応答
21:00 閉会挨拶 :山田一竹

【映画詳細】
「それでも僕は帰る 〜シリア 若者たちが求め続けたふるさと〜」(原題:Return to Homs)
監督:タラール・デルキ
配給:ユナイテッドピープル
後援:認定NPO法人難民を助ける会・認定NPO法人難民支援協会
協力:公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本

ストーリー
2011年にアラブで始まった民主化運動の波「アラブの春」。この影響を受け、シリアの都市「ホムス(Homs)」で反体制運動を展開する二人の青年バセットとオサマ。元シリアU20の代表のゴールキーパーとして活躍していたバセットは、民主化運動のリーダーとなる。友人のオサマはカメラを手に、民主化運動を拡散していく。二人は非暴力の抵抗運動を先導し、その波はシリア全土へ広がる。しかし、2012年2月、政府軍の破壊攻撃によりホムスで170人もの民間人が殺害され、これを機に武装闘争へと身を投じていく。政府軍の圧倒的な武力行使の中で、廃墟と化すホムス。それでも彼らは戦い続ける。一体彼らは何故戦い続けるのか、生きることとは、ふるさととは…。2011年の夏からホムスで彼らの活動、彼らの叫びを命懸けで追い続けてきた、シリア人監督タラール・デルキ氏の渾身のドキュメンタリー映画。「サンダス映画祭2014ワールド・シネマ−ドキュメンタリー部門グランプリ」、「ジュネーブ国際人権映画祭2014グランプリ」受賞。その他多数の国際映画賞受賞。
YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=AAqw-IuL3Ys

【登壇者】
石井正子(立教大学異文化コミュニケーション学部・教授)
専門は、紛争研究、平和構築、東南アジア研究。2009年から人道支援団体ジャパン・プラットフォーム(認定NPO法人)の常任委員を勤め、ヨルダン、南部スーダン、スリランカ北部、ミャンマーなどの紛争影響地域において国際NGOの難民、避難民、帰還民支援事業のモニタリングなどを担当。
山田一竹(立教大学異文化コミュニケーション学部3年生)
関心領域:紛争研究、強制移動、移行期正義
2014年、イギリスの難民支援団体にて、難民支援に従事。
タラール・デルキ(映画監督、脚本家・スカイプを通しての登壇)
1977年シリア、ダマスカス生まれ。在アテネ、Stavrako High Institute of Cinematographic Art and Televisionにて映画製作を学び、2003年卒業。CNN、トムソン・ロイター、アル・アラビーヤ等のフリーランスカメラマンを経て、ドキュメンタリー映画製作に従事し、数々の賞を受賞。2013年公開の『それでも僕は帰る』にて上述の各種賞を受賞。

立教大学公式イベント情報: http://www.rikkyo.ac.jp/events/2016/01/17188/
朝日新聞社様取材内容:
http://www.asahi.com/articles/CMTW1601131300001.html

パンフレット

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