• info@standwithsyriajp.com

タグアーカイブ 日本の難民

Voices from Syria – 在日シリア難民、故郷と日本への想い。

2016年12月23日(金)開催「シリア−戦火と愛の慟哭…その狭間を生きる命『シリア・モナムール』上映会・講演会」における、在日シリア難民であるヤセル・ジャマール氏による講演「私とシリア、そして、日本」の日本語訳となります。

fullsizerender


皆さん、こんにちは。本日はお越しいただき、そして、シリア情勢に関心をお持ちいただき、ありがとうございます。私の名前はジャマールです。今、24歳で、シリアのダマスカス出身です。今日は、シリアの状況、そして、私のシリアと日本での経験についてお話ししたいと思います。

まずは、シリアの場所を知らない方に、シリアがどこにあるのかをこの地図で示したいと思います。次は、シリアの首都ダマスカスの位置です。そして、日本とシリアの距離ですが、実はとても大きいもので、私がここにたどり着くまでには36時間も掛かりました。

では、ここでシリアの紛争前の写真をいくつか紹介していきたいと思います。まずこれらは、ダマスカスの写真です。これらの写真でダマスカスがどのような場所であったかが分かるかと思います。沿岸部や夏の風景。日本と同じように桜の木もあります。ここからは、悲しい写真となります。紛争の前と後です。

%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%9e%e3%83%ab%e6%88%a6%e4%ba%89%e5%89%8d%e5%be%8c%e5%ae%9f%e9%9a%9b

これらの写真で、紛争の前と後で状況がどれほど違うかということが分かると思います。とてもひどいです。そして、毎日続く空爆で街が激しく破壊されていることも分かると思います。

次に、いくつかのビデオを見ていただきます。これを通して、実際の爆撃がどのようなものであるのか、そして人々が地上でどのように対応するのかが分かるはずです。これは、ホムスです。おわかりのように、1週間前に陥落したアレッポでもこのホムスと同じように、際限ない爆撃が続き、街はこのように壊滅状態となりました。想像して見てください、どれだけの家族がここに暮らしていたのかを。そして、アレッポで同じことが起こっていたのです。次にどこの街がこのような状況にさらされるのか、私たちには分かりません。多くの人に「私たちは彼らのために何ができるのか?」と聞かれますが、こうした状況を防ぐためには、お互いを思い遣り、助け合うことが必要なのです。

次のビデオには、どのように日々の爆撃が行われているのかということが映し出されています。とても悲しいことですが、シリアでは毎日、このような大規模な空爆、破壊が起こっているのです。私自身、このような爆撃により、家も何もかも失いました。

そして、次のビデオでは、爆撃の後、地上で人々がどのよう対応しているのかということが分かります。ご覧の通り、多くの人々が瓦礫の中にいる家族や埋もれている人を探し出しています。例えば、この男性は「私は家族のほとんどをこの爆撃で失った。妻も娘もだ」と言っています。私たちはこのような爆撃により、アレッポで何千もの命を失いました。その前にはホムスで何千もの命を失っています。

実は一つ前のビデオはロシア側により撮影されたものです。まるでロシアはシリアの市民を爆撃することを誇らしく思っているかのようです。そして、彼らは「テロリスト」と戦っていると装っていますが、この空爆された土地のどこに何人の「テロリスト」がいるというのでしょうか?皆さん、教えてください。

また、このような空爆の映像を見ても、実際に何が起こっているのかということを理解し感じ取るのは、とても難しいはずです。私の妹も、実際に私の家が同じように破壊された時、爆撃の音にショックで固まってしまい、私が彼女を叩き起さなければならないほどでした。誰にとっても爆撃されるという状況を理解するのは難しいのです。そして、空爆の被害に遭っているのは、その多くが子どもや女性や老人ということが分かると思います。例えば、この映像の少女は「わたしたちが空爆されなければならないような何をしたというの?」と言っています。

%e3%83%a4%e3%82%bb%e3%83%ab%e8%ac%9b%e6%bc%94

私にとっては、故郷の人々が毎日死んでいっているのに何もできないというこの現状は、辛いです。故郷の人が死んでいっているのにもかかわらず、これはお金や食事の問題ではないので、何も自分にできることがないと、ここで自分自身の生活をして、新しい未来を切り開こうとしています。全く幸せな気持ちにはなれません。確かに、各国政府や国連などは人々を救おうとしていますが、正直なところシリアの人々は何も受け取っていません。政府が受けとった物資を持って行ってしまうので、本当にそれを必要としている人には何も届いていません。そして、ここで私が主張したいのは、彼らも人間であるということ、そして多くの人がいつも人権を語っている一方で、毎日100人以上の人が殺されているということを、私たちは考えなくてはならないということです。また、何もかも突然起こります。以前のシリアの人々でさえそうでしたが、一部の人は、自分に起きていない、関係のないことを他人事として、関心を持たないということがよくあるのだと思います。でも、皆さんにもいつ何が起こるかはわからないということを伝えたいです。

それでは、ここからは私自身の日本へたどり着くまでの様子、そして実際の日本での生活についてお話ししたいと思います。

%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%9e%e3%83%ab%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%83%90%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%83%a7%e3%83%b3

はじめに、私はダマスカス大学で英文学を専攻する大学3年生でした。日本へ逃れるということは私にとって、とても困難でした。きっかけは、先ほどもお伝えしたとおり、私の家が爆撃され、国を出なくてはならなくなり、父は海外で働いていたため、私が母と妹の面倒を見なければならなくなったからです。これは、毎日気楽に生きていた一学生にとって、多くの責任を負う父親の役目を担うというのは、あまりにも大変なことでした。それでも、やるしかありませんでした。

私たちの家が爆撃されたあと、私たちはまず1週間友人の家に避難しました。そのあと、エジプトにいる友人に連絡を取り、そこに7ヶ月滞在することとなります。ここでの生活では、私は働くこともできず、勉強もできず、将来を想像することすらもできませんでしたので、過酷なものでした。これならエジプトにいるより、爆撃が続くシリアにもどった方がいいとすら思いました。

そのような中、エジプトにいる叔父に会い、彼の奥さんが日本人だったので、彼女が日本へ行く観光ビザなどを手配してくれました。それで、日本に着いてから、東京入国管理局で難民申請を行いました。そこで、申請中の6ヶ月、一切働くことも、勉強することも、携帯すら持てないということがわかりました。この生活は、あまりにも辛いものでした。この6ヶ月間は私の人生の中で最も辛く最悪の時期となりました。

最初の3ヶ月は叔父の家に滞在していましたが、働く必要や、家族間の問題も起こるので、叔父の家から出て家族のプライベートを確保できる家を探す必要が出てきました。仕事は違法的に見つけざるを得ませんでしたので、この写真のような建設現場で働くことになりました。

_dsc6272

普通の学生から重労働に従事するのは、私にとって大変大きな変化でしたし、本当に辛かったです。3ヶ月間毎日身体中に新しい傷を負い、家に帰っていました。そして、最終的にとても大きな怪我をして、破傷風に感染しました。非常に危険な状態で、脚を切断しなくてはならないかもしれないほど重症でした。病院で1週間治療して、なんとか脚を切断せずに済みました。とても運が良かったのだと思います。

退院後は、建設現場での過酷な仕事を辞めて6ヶ月が経過した頃、就労許可がおりたので、合法的に働くことができるようになりました。インターネットで良い仕事を探し、お台場のカフェでの仕事を見つけ働き始めました。私は、日本語もできませんでしたが、とても良い人々に囲まれて働くことができたので、とにかく一生懸命働きました。1年間、週6日、毎日14〜15時間働き続けました。なぜなら、私が日本に来たのと同時に、父はシリアに戻っていて仕事もできない状況でしたので、私は2つの家族を養わなくてはならなかったからです。シリアにいる父にお金を送り、日本にいる母と妹を支えなくてはなりませんでした。働き始めて4ヶ月が経過したころ、日本の雰囲気にも慣れてきたので、日本人のスタッフと友達になる努力をし、コミュニケーションを図るために、彼らが使っている単語を使うなどの工夫をしました。

fb1

1年間働いた後、ようやく難民認定がおりたので、私は、父をシリアから日本へ呼ぶことが許されました。父が来てからは、自由な時間もでき、サッカーなどの自分の趣味を楽しむ時間も確保することができるようになりました。東京の地元チームに2つ所属することにもなりました。そして、幼稚園で英語を教えるという、より良い仕事を見つけることもできました。6ヶ月間にわたりこの仕事をしましたが、園児に英語を教えるのはとてもやりがいがあり、幸せで、今でも彼らが恋しいと思うこともあります。この仕事を辞めたあと、日本政府による日本語コースに6ヶ月通いました。

このように、難民認定を受けられたことは、私にとって大きな転機となり、安心しました。それまで辛く困難な状況を経験しましたが、日本政府にはとても感謝しています。もちろん、私にとってこれらはとても悲しい時期でしたし、故郷シリアの人々に起こっていることにはとても胸が痛みます。それでも、私はここでの生活が上手くいくように、自分の将来を手に入れるために最善を尽くしています。私が欲しいものはたった一つ「幸せ」ですが、生活が上手くいき、成功して目標を達成することができても、故郷の人々を思うと幸せにはなれません。なので、彼らが私と同じような生活を送ることができることを祈っています。私は心にいつもこの想いを抱いていますが、同時に前に進まなければいけないのです。私は、大学に復学するために奨学金の申請を行い、5つ以上のテストを受けて、実は2日前に都内の大学へ復学できることになりました。

最後に、私が他の2人のシリア人とアメリカ人の友人と行っている、「White Heart for Syria」の活動についてご紹介します。私たちはイベントを開催し募金を集め、ダマスカスをはじめとするシリアの本当に助けを必要とする家庭に支援を届けるということを行っています。私たちのウェブサイトを見ていただけると、シリア政府により取られてしまう他の団体の支援とは違い、私たちが直接本当に助けを必要としている人々へ支援を届けているのがわかると思います。最後に、私が伝えたいのは、これから何が起こるか分からないこの世界で、もっとお互いを思い遣ることが必要で、それを子どもにも伝えていき、争いを防がなくてはいけないということです。今世界で何千万もの人が難民となっているとも言われている中で、私たちは何かしなくてはなりません。傷ついている人々に対して何もできなくても、少なくとも今から互いを愛するということは始められるのではないでしょうか。多く兄弟や姉妹が互いを愛し合っていないことがあります。会場の皆さんにもそういった状況があるかもしれません。私たちはこの状況に対して何かをしなくてはなりません。自己中心的になるのをやめ、互いを思い遣り、愛することができるように、私たち自身が変わらなくてはなりません。

%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%9e%e3%83%ab%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%83%89

時間がまだ少し余っているようですので、ここでもう少しだけシリアの政治的状況、そして実際に何が起こっているのかということについてお話ししたいと思います。

皆さん、アレッポやホムスでロシアやアサド政権による空爆が行われていることはご存知の通りだと思います。アサド政権とロシアは協力関係にありますが、他にも様々なアクターがこの紛争には関わっています。例えば、ロシアの他にイラン政府やレバノンのヒズブッラー、「IS」などです。これらの勢力が自由シリア軍と対峙していますが、自由シリア軍の中にも革命のためではなく、金銭目的で戦闘に参加している人もいます。これが、私たちが未だに同じ状況におかれている理由とも言えます。なので、状況はとても複雑です。革命のために戦う善良な兵士が十分ではなく、また自由シリア軍自体が一致団結できていないので、この戦いはシリアが破壊されきるまで終わらないのだと思います。様々な和平会議で問題解決を図っているようですが、残念ながら解決には至りません。実際の事態はとても複雑で、事実はメディアで私たちが目にしている内容とも異なっています。これを、すべて説明するのはこの時間では不十分です。

最後の少しの時間で、「IS」について簡単なイメージをお話しします。彼らは自称「Islamic State」と名乗り、日本のメディアも「イスラム国」と報道していますが、これはシリアの人々やイスラーム全体に悪影響を及ぼしているということを指摘したいです。本来、各国のイスラームは、人を殺すことを禁じており、コーランにも人殺しを行うことは、全人類を殺すことと同じであると記されています。ここで、皆さんに明示したいのは、イスラームの正しい本当の姿です。多くの人が、メディアやインターネットを通して、イスラームにネガティヴなイメージを持っていて、私の友人も初対面の時、「シリア出身」で「ムスリム」であると伝えると、怖がることがありました。皆さんがイスラームの正しいイメージを持ってくださることを願っています。

_dsc6276

残念ながら、時間となってしまいましたので、私の話はここで終わりにさせていただきます。今日は、お越しいただき本当にありがとうございました。

2016年12月23日 ヤセル・ジャマール

日本語訳:山田一竹

※掲載画像の転用は固くお断りします。

◆イベント詳細

◆イベント動画

ジャマール氏講演は【1:17:39】から。

◆関連記事:

「決してシリアを忘れていない」立教大の学生が企画「シリア・モナムール」上映会・講演会(1)

「決してシリアを忘れていない」立教大の学生が企画「シリア・モナムール」上映会・講演会(2)

【12月23日開催】「シリア−戦火と愛の慟哭…その狭間を生きる命『シリア・モナムール』上映会・講演会」| 同時開催写真展

15168776_1348059461894893_2041274299590019146_o皆さま、大変ご無沙汰しております。
立教大学異文化コミュニケーション学部の山田一竹です。

皆様、お変わりはありませんでしょうか。
「今、等身大で彼らに向き合う『それでも僕は帰る シリア 若者たちが求め続けたふるさと』上映会・討論会」を開催してから、早くも一年が経とうとしています。あれから一年…残念ながら、シリアを巡る状況は熾烈を極め、混迷の一途を辿っています。シリア内戦に伴う死者数が30万人を超え、400万人を超える人々が難民として避難を余儀なくされました。シリアでは、今この瞬間にも尊い命が燃え尽きています。

15493784_1376744622359710_8283519227553335446_o
前回のイベント終了時より、第二弾の企画を進めてきました。「シリアはどこへ向かっているのか、そこに生きる命の鼓動とは…」僕はシリアに、彼らの愛する故郷に向き合い続けてきました。時には、あまりにも凄惨な状況に眠ることすら出来ないこともありました。ドロ沼化が止まらず、解決の糸口すら見えない状況に遣る瀬なさと無力感でいっぱいになる事もありました。それでも僕はここで立ち止まるわけにはいかないのです。「膨大な犠牲者数の裏にある、一人ひとりの姿、物語に想いを馳せ、彼らの痛みを忘れないでほしい」。12月23日開催、「シリア−戦火と愛の慟哭…その狭間を生きる命『シリア・モナムール』上映会・講演会」是非お越しください。

『私たちは、シリアを見捨ててはいない』、再び会場に集い連帯を示す機会としましょう。
それでは、当日、皆様にお会いできることを心より願っております。

以下、イベントの詳細です。


【概要】
当イベントは、シリアよりパリへ亡命した映画作家オサーマとシリアの前線でカメラを廻し続けるシマヴの物語を1001人のシリアの人々がSNSへ投稿した映像でつなぎ合わせた映画「シリア・モナムール」の上映を通し、シリアで繰り広げられる荒れ果てた暴力と、それに翻弄され、絶望の淵に追いやられながらも、希望を求め続ける人々の存在に触れます。上映後には、アラブ文学者による映画解説を得た後、シリアで反政府運動に身を投じる若者たちの日常を追ったフォトグラファー、在日シリア難民の方、学生を交え、討論会を行い、シリア情勢を複眼的視座より考察することで理解を深める。「生きるとは…。そして、命とは…。」遠く離れた日本で「平和」を当たり前に享受する私たちが忘失した疑問を覚醒し、シリア危機を他人事からより身近な問題へと転ずる機会とする。
イベントと並行して、12月21日〜25日まで写真展を開催する。フォトグラファー八尋伸 氏が2012年よりシリアで撮影した写真20点(自由シリア軍兵士や家族の日常、アレッポの戦闘など)を展示し、シリア紛争を生き抜く個々の素顔に触れる。

【上映会・講演会】
12月23日(金曜・祝日)
会場:立教大学池袋キャンパス 9号館2階 大教室
⇨立教大学池袋キャンパスへのアクセス: https://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/direction/
⇨立教大学池袋キャンパスマップ: https://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/campusmap/
入場無料、予約不要、どなた様も直接会場へお越しください。

◆プログラム◆
14:00 開会挨拶:趣旨説明 石井正子(立教大学異文化コミュニケーション学部 教授)

《第一部:映画上映》
14:10 映画上映開始(96分間)
15:46 映画上映終了・休憩

《第二部:トークセッション》
16:00 山本薫 氏「映画解説-文学から見つめるシリア」
16:30 八尋伸 氏「シリア 革命の素顔」
17:00 休憩
17:30 ジャマール 氏「私とシリア、そして、日本。」
18:00 山田一竹「今、シリアに想う:ジャーナリスト桜木武史氏とシリア人へのインタビューを通して」
18:20 登壇者との質疑応答

18:50 閉会挨拶: 山田一竹(立教大学異文化コミュニケーション学部 4年)

◆映画詳細◆
「シリア・モナムール」(英題:Silvered Water,Syria Self-Portrait,アラビア語:ةضفلا ماء
フランス語:Eau argentée,Syrie autoportrait)
シリア・フランス/2014年/96分/アラビア語(日本語字幕)
監督・脚本:オサーマ・モハンメド、ウィアーム・シマヴ・ベデルカーン
写真・映像:ウィアーム・シマヴ・ベデルカーン、1001人のシリアの人々、オサーマ・モハンメド
配給:テレザとサニー
後援:公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本
協力:山形国際ドキュメンタリー映画祭
ストーリー:亡命先のパリで、故郷シリアの置かれた凄惨な実状に苦悩し続けていたひとりの映画作家、オサーマ。苛烈を極める紛争の最前線で繰り返される殺戮の様子は、日々YouTubeにアップされ、ネット上は殺す者、殺される者双方の記録で溢れかえる。カメラを持たない映画作家が、シマヴというクルド人女性に愛の希望を見出し、1001の映像を自らの眼で選択し、ストーリーを構築した本作は、夥しい犠牲者と戦場を捉えるドキュメントにはとどまらず、その個々の死に刻まれた深い傷と愛、絶望の中でも普遍の愛を見出していく、命についての物語である。カンヌ国際映画祭2014特別招待作品、ロンドン映画祭2014ベストドキュメンタリー賞、  山形国際映画祭2015優秀賞、その他多くの国際映画祭にて正式上映。
・映画詳細: http://www.syria-movie.com/introduction
・予告編: https://youtu.be/kPdb3ljW1C8

◆登壇者略歴◆
《外部登壇者》
山本 薫 氏
東京外国語大学外国語学部アラビア語学科卒業。シリア、エジプトへの長期留学を経て、東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程修了。専門は、アラブ文学・文化論。東京外国語大学ほか講師・研究員。主な論文に「現代シリアの作家たち―監視下の創造力」『シリア・レバノンを知るための64章』(明石書店)、「我々を隔てることはできない―映画『スリングショット・ヒップホップ』が見せたパレスチナラップの可能性」『インパクション175号』(インパクト出版会)他。翻訳書にエミール・ハビービー著『悲楽観屋サイードの失踪にまつわる奇妙な出来事』作品社、2006年。

八尋 伸 氏
中東の社会問題、紛争、難民、災害等を関心領域とする。2010年頃より、主に、タイ騒乱、エジプト革命、ビルマ紛争、シリア内戦、東日本大震災、福島原発事故を取材し発表。シリア内戦シリーズで2012年上野彦馬賞、2013年フランスのThe 7th annual Prix de la photographie, Photography of the year受賞、ビルマ民族紛争シリーズで米国のThe 7th Annual Photography Master Cup, Photojournalism部門でノミネート等、国内外で活躍。

ジャマール 氏
シリア、ダマスカス出身。現在24歳。ダマスカス大学で英文学を専攻していたが、内戦の激化に伴い、戦火をくぐり抜け2013年2月に母と妹と共にシリアを出国。2013年10月に来日。1年半の間、難民認定許可が下りるのを待ち続け、2014年に日本政府より正式に難民認定を受ける。現在、日本の大学入学に向け、日本語学習に励む一方、シリア内戦下に暮らす支援を必要とする人々の命を繋ぐための支援活動を続ける。

桜木 武史 氏(*山田一竹よりインタビュー内容の報告)
フリーランスのジャーナリストとして、2002年よりパキスタン、アフガニスタン等を取材。その後、「アラブの春」に関心を持ち、2012年3月から2015年4月まで計5度に渡り、シリアに足を運ぶ。著書『シリア 戦場からの声-内戦2012−2015』(アルファベータブックス)において、戦火の中で必死に生きる市民の姿を記録し、複雑な背景を知らない読者と同じ目線でシリア内戦を描いているとして高く評価され、2016年「山本美香記念 国際ジャーナリスト賞」を受賞。

【八尋伸 写真展 シリア-革命と愛の狭間に生きる命】
2016年12月21日(水曜)〜25日(日曜) 12時00分〜20時00分*
※5日間連続開催。
会場:立教大学池袋キャンパス 9号館 9202号室
⇨立教大学池袋キャンパスへのアクセス: https://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/direction/
⇨立教大学池袋キャンパスマップ: https://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/campusmap/
入場無料、予約不要、どなた様も直接会場へお越しください。
八尋伸 公式HP: http://www.shin-yahiro.com/

*初日16時00分open~、最終日~17時00分close、23日は10時00分〜12時00分の部と19時00分〜21時00分の部。22日・24日は通常運営

・立教大学公式イベントページ:
http://www.rikkyo.ac.jp/events/2016/12/18477/

パンフレット

スクリーンショット 2016-11-26 16.31.14

スクリーンショット 2016-11-26 16.32.10

上映映画「シリア・モナムール」パンフレット

15193500_1350043408363165_2389303498940383653_n