ニュース
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2023.2.16
NEWS緊急セミナー開催「シリア危機を再考察する-アサド政権の残虐性に迫る-」
NPO法人Stand with Syria Japan(SSJ)では、2月23日18時よりシリア大震災の発生を受けオンライン緊急セミナーを開催いたします。アサド政権の戦争犯罪問題を専門とするジャーナリスト黒井文太郎氏を講師に迎え、アサド政権の市民に対する苛烈な弾圧の歴史や、人道支援の搾取の真相から、政権の危険性とその実態に迫ります。当日は北西部イドリブにて被災者緊急支援に奔走する現地スタッフによる中継報告もあります。
*チケット収益は全てSSJの展開するシリア被災者緊急支援に用いられます。イベントに参加すること自体が直接の支援に繋がります。 -
2023.2.12
ADVOCACY【緊急事態宣言】 弄ばれるシリア北西部の命:完全機能不全の国際社会、アサド政権への支援出資の危険性
2023年2月6日、午前4時17分(シリア現地時間)に発生したマグニチュード7.8の地震は甚大な被害をシリア北部、トルコ南部へもたらした。現在シリア北西部では2,167人の死者、2,950人の負傷者が確認されている。地震の発生から生存者救出の分岐点と言われる72時間以上を大幅に経過した現在も、シリア北西部ではホワイトヘルメッツ(The White Helmets)をはじめとするシリア人市民組織による決死の被災者救援作業、緊急人道支援活動が続いている。
東京を本拠地としシリア北西部地域イドリブ県で緊急人道支援活動を展開するNPO法人Stand with Syria Japan(SSJ)は、この大震災の発生によるシリア北西部の甚大な被害状況、並びに国際社会の対応の圧倒的な遅れを受け、ここに緊急事態宣言を発表する。 -
2023.2.8
HUMANITARIAN【緊急支援開始】大地震を受けたシリア北西部の国内避難民への緊急支援のお願い。
2月6日未明、トルコ南東部、シリアとの国境付近でM7.8を記録する大地震が発生しました。
現在懸命な救助活動が行われていますが、犠牲者は増え続けています。また、長らく続くシリア危機の中でアサド政権とロシア軍による虐殺から逃れてきた国内避難民はトルコとの国境に近い非政権支配地域のシリア北西部に避難しており、今回の大地震で最も甚大な被害を受けています。
SSJはかねてよりこの地域の"ヤルムーク校"にて子供達の教育支援をしています。ここダールトアッゼ地区は今回の地震で最も被害を受けた地域であり、SSJでは最も危険で脆弱な状態にある被災者に現地で直接支援を行う準備が整っています。
この状況にいち早く対応するため、SSJはこの度の大地震に対する緊急の義援金を募らせて頂きます。皆様から頂いた義援金は、SSJシリア現地スタッフたちを通じて迅速にシリア北西部非政権支配地域に届けられ、地震の影響を受けた人々のニーズ(食料、水、防寒着、寝袋、医薬・衛生用品等)に応えるための支援に使用させて頂きます。 -
2022.6.1
HUMANITARIAN教育支援プロジェクト始動「シリア国内避難民の子供たちに未来を切り開くチャンスを…」
シリア危機から11年が経過しましたが、今も民主的な統治を求める非政権支配地域では多くの避難民の方々がキャンプでの生活を強いられています。これまでもStand with Syria Japanでは非政権支配地域で暮らす避難民の方々の生活を支援してきましたが、明るい未来への糸口がなかなか見えない中での支援活動はいわば応急処置であり、根本的な解決に結びつけることが難しい状況でした。このような状況において、SSJも長期的な闘いになることを覚悟の上で、これまでとは異なる支援アプローチを組み立てていくことが大切だと考えました。
現在、シリアの非政権支配地域では継続的な学校運営が不可能と判断され、閉校に追い込まれる学校が数多くあります。
避難民の子どもたちにも平等に教育の機会を提供すると同時に、これからシリアが民主的な道を歩んでいくために必要となる民主的な統治への思いを受け継いでいく人を育てていくためにも、Stand with Syria Japanは教育支援事業をスタートします。
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2022.2.25
ADVOCACY【緊急声明】ロシア連邦軍を制止せよ:ウクライナ侵攻を巡る見解
2022年2月24日のロシア連邦軍によるウクライナ共和国への軍事侵攻を受け、SSJではロシア政府に対して攻撃中止を要請、国際社会にウクライナ市民の保護を要請する「緊急声明」を発表いたしました。ロシア軍に限りない攻撃を受けてきたシリアで支援活動を行う私たちの心は今日ウクライナの市民と共にあります。
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2021.6.25
NEWS新団体紹介パンフレット公開
2021年5月17日で2周年を迎えたNPO法人Stand with Syria Japanは、シリア危機から10年を迎えた節目の年である今年、活動の大幅な見直しと事業の再構築を行います。
これまでは「シリアの民衆と共に立ち上がる」ことを大切に、緊急人道支援、アドボカシー活動、政策提言、ジャーナリズム支援など様々な活動を実施してきましたが、昨今の国際社会の諦めムードに象徴されるように、シリア危機そのものに大きなインパクトを残せたとは言い難いのが現状です。
2周年を迎えた今年、SSJは改めて団体のミッションを「シリアの人々を独裁体制・権力主義から解放し、民衆と共に自由で民主的な社会を構築すること」と定義しました。
この度、2周年に合わせ、ミッション・ビジョンの設定と活動の大幅な見直しを今までご支援いただいた皆様にご理解いただくことはもちろんのこと、より多くの方に認知していただくことを目的に、団体パンフレットの改定を行いました。 -
2021.5.17
NEWSNPO法人設立2周年を迎えて
NPO法人Stand with Syria Japanは本日2021年5月17日で設立2周年を迎えました。
2周年を迎えた今年、SSJは改めて団体のミッションを「シリアの人々を独裁体制・権力主義から解放し、民衆と共に自由で民主的な社会を構築すること」と定義しました。
周年記念に寄せて理事長山田一竹よりご挨拶を申し上げます。 -
2021.3.20
ADVOCACY– シリア革命10周年記念イベント – 「民衆蜂起の軌跡、終わらない人びとの闘い、私たちのこれから」
シリアにおいて市民が民衆蜂起に身を投じてから3月で10年が経過しました。NPO法人Stand with Syria Japan(SSJ)では、シリア革命10周年を記念したオンラインイベントを開催いたします。
本イベントでは、シリアより遠く離れた日本より「シリア支援」に尽力してきた中心メンバーが登壇し、シリアの民衆革命の歩み、国際社会の対応、日本におけるシリア問題に対する言説を振り返ると共に、今日のシリア人が抱く想いや未来への希望に向き合います。その上で、10年を経た今、シリア革命はどこに向かうのかを検討し、同時にいかなる支援が私たちにできるのか考えるイベントとなります。 -
2021.1.18
NEWS株式会社DIVE INTO CODEと協業しトルコに逃れたシリア難民エンジニアの雇用創出のための プログラミングスクールの提供を実現
NPO法人スタンドウィズシリアジャパンは株式会社DIVE INTO CODEと提携し、トルコ在住のシリア難民にプログラミング学習の機会を提供し、雇用創出目指すことをお知らせします。
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2020.12.5
ADVOCACY3回連続オンライン講座:「シリアにおける秘密刑務所と拘束、拷問、失踪、そして処刑」
この度、SSJでは、12月19日(土),12月20日(日),12月25日(金)の日程で連続オンライン講座「シリアにおける秘密刑務所と拘束、拷問、失踪、そして処刑」を開催いたします。当講座では、シリアで発生する重大な人権侵害「強制失踪」と「拷問」に焦点を当て、この恐ろしい実態を専門家や実際の秘密刑務所サバイバーが解説いたします。日本でこの問題に直接触れ、理解を深めることができる大変貴重な機会となります。
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2020.6.1
NEWSオンラインショップ開設記念: 女性たちと共に紡ぐシリア
この度、NPO法人Stand with Syria Japan(SSJ)では、イブラ・ワ・ハイトとのパートナーシップの一環として、シリア危機により生活基盤のほぼ全てを失ったシリア人女性たちのハンドメイドアクセサリーや刺繍製品を販売するオンラインショップを開設いたしました。イブラ・ワ・ハイトは、女性シリア紛争被災者の自活をサポートするため、手芸・刺繍資材を提供し、製品を適性価格で買い取り、日本等で販路を開拓することで、シリア紛争被災者、特に女性・子ども世帯に、針と糸で収入の道を開くことを目的としたプロジェクトです。本イベントでは、オンラインショップ開設を記念して、SSJ理事長とイブラ・ワ・ハイト発起人が対談を通して、「製品の解説」、「製品に込められたストーリー」、「作り手の女性たち」、「プロジェクトの今後の展望」をざっくばらんに語り合います。
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2020.5.15
ADVOCACYシリア:今世紀最悪の人道危機のいま
今世紀最悪の人道危機とされるシリア危機は、ついに9年目を迎えました。NPO法人Stand with Syria Japan(SSJ)では、激烈な被害を受けるシリア北西部で人道支援を直接展開しています。
当ウェブセミナーでは、シリアにおける人道危機という側面にフォーカスし、SSJシリア人現地スタッフをスピーカーに迎え、シリア北西部の現状、特に避難民の生活状況や人道支援の困難、可能性、限界について報告を受けます。