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ジャーナリスト紹介

Mohamed Al Daher (モハンマド・アッ=ダーヘル)

モハンマド・アッ=ダーヘル(Mohammad Al-Daher)は、イドリブのジャーナリスト・メディアアクティビスト。1995年1月にイドリブ県マアラット・アン=ヌウマーンに生まれる。現在は、故郷マアラット・アン=ヌウマーンは、2020年1月末に政権軍とロシアにより完全に破壊されたため、モハンマドは現在イドリブ県北部より活動を続けている。

2011年のシリア革命以前、モハンマドはイドリブ大学に設立されるアラビア語インスティチュートの学生であった。モハンマドは勉強の傍で、コンピューターの修理技術者として働き、自身の小さな店も営んでいた。

革命が始まった際は、平和的なデモ抗議に心を動かされ、路上に繰り出した。アクティビストとしてデモの企画などを経験したのち、2012年初頭より、フリーランスのジャーナリストとしての活動を始めた。当時、他のシリア人ジャーナリストがそうであったように、モハンマドにはジャーナリズムや映像技術の知識が無かったが、故郷でアサド政権により市民が殺害されて行くシリアの日常と政権の残虐性を世界に知らせるために、無我夢中で携帯電話で記録を続けた。2013年には、仲間のジャーナリストらと国内外のメディアに映像・情報提供を行う組織、MMC(Macro Media Center)を設立。

その後ムハンマドは8年に及び、マアラット・アン=ヌウマーンからイドリブ県の惨状と、そこで暮らす勇敢な市民の姿を捉え続けた。平和的な抗議の様子、アサド政権による市民を標的にした攻撃、ロシアとイランの参戦と戦争犯罪、イスラーム過激派組織による市民の迫害など、シリア危機における重要な出来事を、国内外メディアを通して伝え続けた。

ムハンマドは、シリア革命を人間として生きて行くための市民の権利だと考え、いかなる政治組織や武装組織にも肩入れせずに、一市民としてイドリブに最後まで留まり、アサド政権、ロシア、イラン、そして過激派による市民に対する迫害を記録し、イドリブの市民による抵抗運動を力の限り世界に発信することを決意している。

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