義援金のお願い

以下の2つの方法で、SSJは義援金を募集しております。
1:銀行振り込み
以下の口座に直接お振込みください。
GMOあおぞらネット銀行(金融機関コード:0310)
支店:法人営業部(支店コード:101)
科目:普通預金
口座番号:1176927
口座名義:特定非営利活動法人Stand with Syria Japan
口座名義カナ:トクヒ)スタンド・ウィズ・シリア・ジャパン

2:クレジットカード
クレジットカードでの義援金をご希望の場合は以下のサイトより決済をお願いいたします。
決済はこちら
※クレジットカードの決済は寄付プラットフォームSyncableを通じて実施されます。

地震による被害状況

今回の地震は、2月6日4時20分(現地時間)頃に発生し、シリアで既に1602人の死者、3600人の負傷者(日本時間2月7日17時00分時点)が確認されています。
この地震によって現在でもインターネット環境が遮断された地域も数多くあり、今後被害状況などは大きく拡大していくものと考えられています。

現在ホワイトヘルメットをはじめ、現地では大規模な救出作業が行われていますが、建造物の脆弱性、および地震発生が明け方であったことから被害は甚大で、救出作業は難航しています。

©︎SSJ-Stand with Syria Japan
©︎The White Helmets
©︎The White Helmets
©︎ SSJ-Stand with Syria Japan
©︎The White Helmets
©︎The White Helmets
©︎The White Helmets

支援地域に関する情報

現在、SSJ現地マネージャーのスラージュとは連絡が取れ、安否が確認できました。しかし、学校に通う子どもたち、及びその家族に関しては未だ安否状況の確認は未だ取れていないという緊迫した状況が続いております。SSJでは、支援先の学校のスタッフ、生徒、及びその家族の安否確認を第一に現在も確認を進めています。
また、昨日スラージュから送られてきた現地報告では、うっすらと雪が積もる様子が送られてきており、現地はまさに真冬を迎えている過酷な状況となっています。

トルコ南東部での地震発生とのことで、今後復旧に向けて国境付近でかなりの混乱が発生することが予想されます。そのため、現地からの物資や金銭送付ルートなどに障害が発生し、最も危険な状態にある非政権支配地域の避難民の方々が壊滅的な危機にさらされる可能性が極めて高いです。
そのような中でSSJでは、最も被害が激しいトルマニーン地区(ترمانين )、ダールトアッゼ地区(دار تعزة )で直接の支援活動を行っています。SSJでは地震発生よりスタッフ総出で物資支援ルートの確保に早急に着手しており、非アサド政権支配地域という理由から国際社会からの支援が遮断される最も脆弱で危険な状態にある方々の命を繋ぐための支援を届ける活動を行っています。
©︎ SSJ-Stand with Syria Japan
©︎ SSJ-Stand with Syria Japan
©︎ SSJ-Stand with Syria Japan

今後の予想

余震などが落ち着くにつれ、インターネットの復旧などにより被害状況がより明らかになってくると予想されます。現地から入ってくる情報によると、現在報告されている被害者数はほんの一部であると予測されます。

また、トルコとの国境近辺は大いに混乱することが予想されます。通常状態では厳しい国境通行制限がなされていますが、この混乱に乗じて様々な人々がトルコーシリア間の国境を通過することが予想されます。これに伴い、国境付近での治安悪化が起こり、物資の移動や人の移動が大幅に制限される可能性が見込まれます。

その結果、特にシリア北西部の非政権支配地域における国内避難民の人々への緊急物資や支援が十分に届かず、国内避難民の方々の生活が困窮する可能性があることが最も大きな人道危機であると予想されます。

※別視点にはなりますが、シリア政権は今回の震災を理由に国際援助を求める可能性が大いにあります。主な被災地域は非政権支配地域であり、経済崩壊を迎えているシリア政権としては外貨獲得、資金調達のための好都合な出来事としてこの震災被害を悪用される可能性があるため、国際社会はシリア政権の動きに対して注意深く対処する必要があることをここに付しておきます。