Stand with Syria Japanでは、来る4月にシリア出身のピアニスト、エイハム・アハマド(Aeham Ahmad)氏を日本にお呼びして、シンポジウム(4月14日)と演奏会(4月15日・19日)を開催いたします。大変貴重な機会となります。皆様のご来場を心よりお待ちしております。以下、3つのイベントの詳細となりますのでご一読ください。
※現在、本企画実行のためのクラウドファンディングも実施しておりますので、企画に賛同いただける方は、ページをご覧ください。東京の演奏会では入場料を設けておりません。どうか皆様、お気持ちで結構ですので、ご支援いただけますと幸いに思います。
https://readyfor.jp/projects/StandwithSyriaJapan2018
※※当イベントではシリアの現実を伝えるため、暴力や負傷者の様子が映し出されますのでご了承ください。12歳未満のお子様のご入場はご遠慮いただいております。
大学のカウンセラーを含み、団体内で度重なる協議を行った結果となりますので、皆様のご理解とご協力をいただけますと幸いに存じます。

4月15日(東京)・4月19日(広島)における演奏会への事前登録はこちらから。
お席確保のため、可能な限り事前登録をお願い申し上げます。
お席が満席になった場合は、立ち見のご案内も考えられますので、予めご了承ください。
東京演奏会は満席となっているため受付を終了しております。
エイハム氏は、14日のシンポジウムでもエイハム氏のトークと3曲の演奏がございますので、そちらにお運びいただけますと幸いです。シンポジウムは席数に余裕があります。
なお、演奏会は、クラウドファンディングでの優先席ご選択以外の座席は、予約をいただいた方で、当日会場にお越しいただいた先着順となります。現時点でも席数以上のお申込みがございますので、ご案内させていただいてきた通り、立見でのご案内となる可能性がございます。皆様のご理解・ご協力をどうかよろしくお願い申し上げます。

 


<シンポジウム@東京>
「シリア 殺戮と破壊を生きる−絶望の中に紡ぐ希望−」

【日時】2018年4月14日 (土) 13:30〜17:30
【会場】東京大学駒場キャンパス13号館 1323教室
13号館の場所はこちらからご覧ください。
【主催】Stand with Syria Japan -SSJ
【共催】​​​科学研究費補助金 新学術領域研究 計画研究B01「規範とアイデンティティ:社会的紐帯とナショナリズムの間」​
【後援】国連難民高等弁務官事務所(UNHCR-Japan)
国際人権NGO ヒューマン・ライツ・ウォッチ(Human Rights Watch)
東京大学大学院総合文化研究科「人間の安全保障」プログラム(HSP)
早稲田大学文学部  中東・イスラーム研究コース
【予約】不要
※入場無料

【プログラム】
13:30 開会挨拶:キハラハント愛 東京大学大学院准教授
13:40 趣旨説明:山田一竹 Stand with Syria Japan 代表

第1部:基調講演
13:50 黒木英充 氏(東京外国語大学教授)「シリア内戦の構造:歴史研究の視点から」

14:20 休憩

第2部:シリア危機の前線
14:30 川上泰徳 氏(中東ジャーナリスト)「シリアと日本をつなぐ市民の視点」
15:00 エイハム・アハマド氏を追った愛と苦悩のドキュメンタリー 特別上映

シリアの戦火から逃れたエイハム・アハマド氏が異国の地ドイツで葛藤を抱え、苦難に遭遇しながらも仲間と共に懸命に生きる姿を捉えた密着ドキュメンタリー。同時に、難民排斥運動が勢いづく中、ドイツで生きるシリア難民たちが直面する苦悩と希望を見事に映し出した作品。

15:50 休憩

第3部:特別トークセッション
16:00 エイハム・アハマド 氏 × 山本薫 氏(アラブ文学者)「非暴力の抵抗−芸術の力」

16:45 質疑応答:黒木氏・川上氏・エイハム氏・山本氏

17:15 おわりに:山田一竹 「8年目のシリア危機:今、希望を紡ぐということ」

17:30 閉会​

<演奏会@東京>
「殺戮と破壊のシリア ~今、エイハム・アハマドが奏でる希望の灯~」

【日時】2018年4月15日(日) 14:00—16:00
【会場】東京大学駒場キャンパス アドミニストレーション棟3階 学際交流ホール
アドミニストレーション棟の場所はこちらからご覧ください。
【主催】Stand with Syria Japan
【後援】国連難民高等弁務官事務所(UNHCR-Japan)
国際人権NGO ヒューマン・ライツ・ウォッチ(Human Rights Watch)
※入場無料

【プログラム】
13:45 開場・受付
14:00 開会・趣旨説明:山田一竹 Stand with Syria Japan代表

14:10 第1部:スペシャルトーク
「シリアと希望:音楽家として、難民として」
エイハム・アハマド氏 × 山本薫 氏

15:10 第2部:演奏セッション
エイハム・アハマド氏
シリアの難民キャンプで歌い続けた、故郷のパレスチナを想った歌「Palestine」や「Yarmouk」をはじめ約5曲をご演奏いただきます。日本初の演奏となります。

16:00 閉会

<演奏会@広島>
「殺戮と破壊のシリア ~今、エイハム・アハマドが奏でる希望の灯~」

【日時】2018年4月19日(木) 18:00—20:40
【会場】ゲバントホール
ゲバントホールへのアクセスはこちらからご覧ください。
【主催】Stand with Syria Japan
【後援】国連難民高等弁務官事務所(UNHCR-Japan)
国際人権NGO ヒューマン・ライツ・ウォッチ(Human Rights Watch)
広島中東ネットワーク
※入場料:12歳〜高校生500円、大学生〜1000円
(SSJが拠点を置く東京大学外の演奏ホールをお借りするため、会場費が発生しております。ご理解・ご協力をお願いいたします。全額会場費に充当されます。エイハム氏や登壇者の報酬には一切つながりません)

【プログラム】

18時00分 開会(17時30分開場 )

趣旨説明 山田一竹

18時10分 エイハム・アハマド氏を追った愛と苦悩のドキュメンタリー 特別上映
シリアの戦火から逃れたエイハム・アハマド氏が異国の地ドイツで葛藤を抱え、苦難に遭遇しながらも仲間と共に懸命に生きる姿を捉えた密着ドキュメンタリー。同時に、難民排斥運動が勢いづく中、ドイツで生きるシリア難民たちが直面する苦悩と希望を見事に映し出した作品。

18時40分 休憩

18時50分 第一部:特別トークセッション
「音楽と希望:音楽家として、難民として」
エイハム・アハマド氏 × 田浪亜央江 氏

19時50分 第二部:演奏セッション
エイハム・アハマド氏

20時40分 閉会


<外部登壇者プロフィール>

エイハム・アハマド 氏(Aeham Ahmad)
シリアの首都ダマスカス南部にあるヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ出身の音楽家。これまで、BBC、CNN、New York Times、AFP、Al Jazeera等の国際的な報道機関にも取り上げられている。2015年、ドイツのベートーヴェン・アカデミーよりThe International Beethoven Prize for Human Rights, Peace, Inclusion and the Fight Against Poverty 2015受賞。
エイハム氏は難民キャンプで爆撃・飢餓を生き延びながら、瓦礫の山と化したキャンプで子どもや若者にピアノを弾き語ることで希望を拡散し続けていた。その様子はYouTube上で瞬く間に話題となり、現代版の「戦場のピアニスト」とも称された。しかし、2015年「IS」がヤルムークキャンプに侵攻・制圧。エイハム氏は戦闘員に宝物であったピアノを燃やされてしまう。これを機に、欧州への避難を決意。ようやくの思いでドイツに逃れた。エイハム氏は、パレスチナ人の両親を持つ、いわゆる二重難民でもあり複層的なアイデンティティを有すが、彼は、今後もシリアに残る全ての人びと、難民となって逃れた人びとのために活動を続けたいと語っている。エイハム氏の現在の夢は「世界中を回り、難民キャンプに閉じ込められている人々や、未だシリアに残っている全ての人々苦しみ、シリア内戦の凄惨さ、そしてパレスチナの現状を伝えてゆく」ことである。

黒木英充 氏(中東地域研究・シリア近代史)
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授。東京大学教養学部卒、東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。2006年から2016年まで「中東研究日本センター」(在ベイルート)センター長を務める。主な編著に『シリア・レバノンを知るための64章』(明石書店、2013年)、『「対テロ戦争」の時代の平和構築』(東信堂、2008年)、Human Mobility and Multiethnic Coexistence in Middle Eastern Urban Societies, 1 (Tokyo: ILCAA, 2015) など。

川上泰徳 氏(中東ジャーナリスト)
中東ジャーナリスト。元朝日新聞中東アフリカ総局長、特派員(カイロ・エルサレム・バグダッド)、編集委員、論説委員を経て、2015年よりフリーランスとして中東を拠点に活動。大阪外国語大学アラビア語科卒。中東報道でボーン・上田記念国際記者賞受賞。主な著書に『「イスラム国」はテロの元凶ではない』(集英社新書、2016年)、『中東の現場を歩く』(合同出版、2015年)、『イスラムを生きる人びと』(岩波書店、2012年)、共著に『ジャーナリストはなぜ「戦場」へ行くのか』(集英社新書、2016年)。

山本薫 氏(アラブ文学・文化・芸術)
東京外国語大学、立教大学等講師。東京外国語大学外国語学部アラビア語学科卒業。シリア、エジプトへの長期留学を経て、東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程修了。「現代シリアの作家たち―監視下の創造力」『シリア・レバノンを知るための64章』(明石書店、2013年)ほか シリア、レバノン、パレスチナの文学・文化・芸術に関する論考多数。 翻訳にエミール・ハビービー著『悲楽観屋サイードの失踪にまつわる奇妙な出来事』(作品社、2006年)など。

田浪亜央江 氏(中東地域研究・パレスチナ文化)
広島市立大学国際学部准教授。中東地域研究・パレスチナ文化研究者。東京外国語大学外国語学部アラビア語学科在学中の1994年4月から1996年3月まで、シリアに長期留学。一橋大学言語社会研究科修士課程修了。主な著作に『「不在者」たちのイスラエル―占領文化とパレスチナ』(インパクト出版会、2008年)。翻訳書にイラン・パペ著『パレスチナの民族浄化』(法政大学出版局、2017年)。論文に「パレスチナにおける文化活動の現状――ヨルダン川西岸地区における文化関係団体の役割を中心に」『科学研究費補助金研究成果報告書 現代パレスチナ文化の動態研究―生成と継承の現場から―』(2015年)他。



Aeham Ahmad in Japan flyer short - SSJ-5

 

※報道関係者の方で取材を希望される方は standwithsyria.j@gmail.com までご連絡のほどよろしくお願い申し上げます。